建物は建てた瞬間から劣化が始まります。
マンション・ビルの排水管に付着した、汚れ・スケール・サビは、毎年洗浄を行っていても、長期間使用しているうちに腐食・劣化の進行により穴があき、漏水の原因につながります。老朽化が原因で配管の腐食が起こり漏水事故が発生し、配管の更新工事が必要となり、負担増となります。そうなる前に、排水管更正工事リビバール工法をお薦めします。
まずは調査診断を行います
内視鏡・超音波肉厚測定で配管の劣化状況を調査し劣化の範囲と程度を把握するとともに、各診断結果をもとに配管の残存寿命を評価し更生工事の施工可否を判断します。
管の残存寿命約5年以上
Revival Lining methodリビバール工法2010年特許取得
排水管ライニング・排水管更生 蘇生リビバール工法
樹脂ライニング・リビバール工法で腐食・劣化を防ぎ、排水管の甦生を目指す。
マンション・ビルの排水管に付着した、汚れ・スケール・サビは、毎年、洗浄を行っていても、長期間使用しているうちに腐食・劣化の進行により穴があき、漏水の原因につながります。
そうなる前に、排水管をよみがえらせるのが排水管甦生工事を可能にしたリビバール工法です。

具体的にどんな工事なの?
既存の建物に配管された雑排水管の内面を高圧水洗浄・研磨材による研磨を行った後、防錆のための主剤・硬化剤・硬化促進剤の3液から成るビニルエステル塗料(以下塗料)を用いてライニングを施して更生する技術です。この工法は研磨前に管内を洗浄し負圧吸引法で管内の研磨下地処理を施した後、塗料とウレタン製球体であるボールを用いて管内壁に平滑な塗膜を形成し即日復旧を可能とします。その技術は2010年に特許を取得しています。

錆汚れ状況

サンドクリーニング後

ライニング後
リビバール工法のメリット
1. 本工事は、わずか1日で終了
クリーニングからライニング、本復旧まで、工事日はわずか1日です。そのため、生活排水の拘束が短くてすむので、支障もほとんどありません。
2. 低コストだから安心
大がかりな取替工事に比べ、リビバール工法は、人件費も時間も削減できるので、低価格で工事が行えます。
3. 優れた耐久性で、劣化を抑える
排水管の内部が滑らかになり、付着物がつきにくくなるため、人1回のライニングで劣化・腐食をグンと抑えることができます。
4. 新技術導入で、簡単施工
吸引しながら、ライニングボールで塗料を均一に伸ばしていくので、簡単で安全。しかも、最小限の室内作業なので、人粉塵や騒音も少なくすみ、効率よく施工できます。
リビバール工法の流れ
1 調査診断
内視鏡・超音波肉厚測定で配管の劣化状況を調査し劣化の範囲と程度を把握するとともに、各診断結果をもとに配管の残存寿命を評価し更生工事の施工可否を判断します。
2 準備
施工計画書を作成し、ビル管理者や管理組合への説明後、日程・作業内容の詳細をご提示します。
また、諸官庁への届出、近隣対策を行います。施工当日は、建物の養生及び施工に必要な点検口を設置します。
3 研磨前洗浄
配管内に油などが固着した状態で研磨を行うと作業効率が悪くなります。
研磨時の研磨材や作業時間を軽減するために高圧水洗浄を行います。
高圧洗浄機による配管内清掃およびセラミック珪砂・小石などを管内に圧送し吸引機により壁管に付着した汚れサビに衝突させてスケールを除去します。
4 研磨
研磨材を用いて配管内面の錆を除去します。
配管のタイプに応じ、適切な研磨材と研磨治具を挿入し研磨を行います。
5 ライニング
特殊ビニルエステル樹脂を負圧吸引空気によってライニングします。
特殊ボールを使用し配管内面に塗り残しがなく切れ目のない塗膜を施し、平滑な塗膜面を形成します。
台所や洗面所などの横枝管および立管をリビバール工法専用のライニングボールで特殊ビニルエステル樹脂を負圧吸引空気によって塗膜の厚さを1.0~2.0mmで末端まで均一にライニングします。約2時間の自然乾燥で硬化します。
Replace排水管取替工事
管の残存寿命が5年以下と診断の場合でもご安心下さい。
培ったノウハウを活かし、確かな各種配管工事を行います。
配管工事など設備に伴うさまざまな工事もお引き受けしています。流体である水に関わる設備だけに、工事にあたっては確かな技術と経験、管理、品質保証などが求められますが、ライノセラス総業では培ったノウハウを活かし、確実な工事をお約束します。

既設配管

新設配管

既設配管
